七尾城史資料館
七尾城史資料館は昭和38年、七尾城主の子孫である畠山一清翁により、能登畠山氏と七尾城の顕彰を目的に建てられ、中世のお城をイメージした外観となっています。
館内には七尾城跡や城下から出土した天目茶碗、などの出土品をはじめ、城主愛刀、などの武器や武具、城主直筆の書翰なども展示され、戦国時代の七尾城の一端にふれることできます。平成29年度入館者は6,508人でした。100名城のスタンプ押印のみの方は、3,071人となり、年間1万人近く、七尾城史資料館を訪れています。
現在、館内に七尾城CG(コンピューター・グラフィック)で七尾城のイメージを映して、城内の曲輪全体を映像で説明しています。
今年9月16日には七尾城まつりが開催され、天神山小学校5年生と協力して、鎧兜姿で七尾城跡を巡り、まつりを盛り上げます。
毎年、能登畠山氏の歴史と七尾城跡に関係した講演会も開催しています。七尾城まつりには、七尾城史資料館、懐古館は無料開放で入館できます。
今、七尾城跡・七尾城まつりの写真コンテストの作品を9月30日まで募集しています。
懐古館(登録有形文化財・平成18年3月24日登録)
懐古館は、七尾城と縁の深い古屋敷町にあります。約200年の昔に建てられた茅葺きの民家です。太い松の梁や欅の柱は深い雪を支えるだけでなくその威勢をも示しています。懐古館を包み込んでいる杉木立の庭園は、野趣にとみ、特に苔の生育に適しているため、40種類以上の苔が庭園をおおっています。
七尾城まつりでは、前夜祭で「邦楽の夕べを開催し、大正琴・篠笛など」を演奏します。七尾城まつり当日は、「皇風煎茶禮式会」を開き、無料開放をしています。