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事業報告
N-As(エヌ・アス)通信 2017年9月

ななお経営支援センター(N-As/エヌ・アス)開設から5ヵ月、経営のあらゆる相談窓口として、石川県よろず支援拠点能登サテライトが七尾商工会議所に開設されて4ヵ月。創業応援カルテットを含めた3機関の相乗効果により、8月末時点のN-Asを利用された、あるいは訪問を受けた方が、事業所ベースで815事業所(会員アンケートの訪問含む)、相談件数ベースで1,153回となった。

「全会員とのコンタクト」を目標に10月末までに巡回・窓口相談を実施

 当所では、N-Asの経営指導員による身近な経営相談や金融あっ旋ほか、よろず支援拠点能登サテライトのコーディネーターや創業応援カルテットとの連携で、専門分野から創業後のフォロー、日常の経営相談まで多面的な経営支援を行っている。

 現在、経営相談ニーズをお持ちの事業所への適切な対応を行える態勢づくりと多様な支援機能普及のために、10月末を目標に全会員との接触機会を持つべく、全職員が巡回訪問や窓口相談に当たっている。

 その際に、当所や自治体に対するニーズや経営実態把握のためのアンケート調査や一定条件に当てはまる事業所を対象にした事業承継診断を実施させていただいているのでご協力を賜りたい。

事業承継の実態を把握するための県の「事業承継アンケート」にご協力を

 県のアンケートは、石川県産業創出機構(ISICO)が、商工会議所や金融機関などに委託し、事業承継の実態把握と計画的な準備への着手を促す機会としていただくためにアンケートの形で診断を行うもの。

 県内でも、2016年の休廃業・解散件数が280件で倒産件数の4.4倍となるなど、中小・小規模事業所の事業承継、後継者難が地域経済における最大の経営課題の一つとして早急な対応が求められている。

 N-Asでは、事業承継問題の解決を主要事業に位置づけ、よろず支援拠点能登サテライトや金融機関との連携で支援を行っているが、今回のアンケートを通じて、承継の実態と意向把握に努めるとともに支援機関のノウハウ共有、連携強化に寄与し、承継に至る段階ごとの切れ目のない支援が行える環境を整えたい。

 なお、一定条件に該当する50社以上を対象にアンケートを行うので、事務局職員やよろず支援拠点コーディネーター訪問の際には、ご協力をお願いしたい。

創業者どうしの身近な情報交換の場として「ななおカルテット村交流会」を開催

 昨年8月に発足した、ななお創業応援交流NET「ななおカルテット村」が開村1周年をむかえ、交流会を開催した。

 交流会に先立ち、「儲かってますか?変動損益計算書で経営状況を理解する」と題して、創業応援ミニセミナーを開催し、当所の中村が創業後のフォローのための講義を行った。

 その後、大田新町の焼肉武蔵(平成28年6月創業)に移り、創業者、創業希望者、支援機関担当者ら20数名が参加し交流会を開催。近況報告や業種を超えた情報交換、創業希望者や支援機関へのアドバイスなど、各テーブルで熱い交流が行われた。

七尾港利用促進ポートセールス実施

 8月29日(火)~30日(水)、七尾港整備・振興促進協議会(事務局:七尾商工会議所)は、木材関連企業3社、肥料関連企業2社の計5社に対して、七尾港への利用促進を目的にポートセールスを実施した。

 現在、七尾港の貨物取扱量は、平成28年実績で3,930千トンである。

 今回訪問した木材関連企業では、主に住宅用の集成材等をロシアから輸入しており、今後の住宅動向も顕著に推移する予想で、七尾港でのきめ細やかなサービスにより利用拡大が期待される。

 ロシアからの原木については、カビ等の発生により生産はされているが、主に中国への輸出となっている。また、バイオマス発電について、七尾港の取り組み状況について意見交換した。

 また、肥料関連企業では、農業競争力支援法や肥料需要の減少により、全体的に需要は減少傾向にある。各社から、七尾港からの陸送に伴う運賃などへのインセンティブや助成制度、コンテナ貨物に対応した港湾機能の整備への要請があった。

七尾城プロジェクト・七尾歴史たびマップ完成報告会を開催

 8月26日(土)、七尾城プロジェクトに取り組んだ七尾東雲高校の生徒たちが、石川県七尾美術館アートホールにおいて「七尾歴史たびマップ完成報告会~七尾城跡&七尾市街マップ完成報告と今後のPRにむけて~」と題し、活動の報告会を開いた。

 昨年11月にスタートした七尾城プロジェクトでは、生徒たちが七尾城跡、七尾城史資料館、山の寺寺院群などを実際に訪れ、関係者から話を聞き、それらの情報を「天宮の城七尾城」と市街地の「交流人口UPマップ」の2つのマップとしてまとめ上げた。

 報告会では、在校生や学校関係者、市内の観光、商工業者ら約90名が参加し、生徒たちは、プロジェクトの趣旨、マップの内容や作業の様子等をたくさんのスライドを使い説明した。また中国語版、英語版のマップ作成に取り組むことや9月16日には実際に七尾城跡においてガイドデビューすることも発表した。

 本プロジェクトの実施においては七尾東雲高校、七尾城山を愛する会、矢田郷公民館、七尾城史資料館、七尾市観光ボランティアガイドはろうななお、山の寺寺院群、攻城団合同会社、石川印刷株式会社など、関係者の皆様にたくさんのご協力をいただきました。この紙面をお借りして御礼申し上げます。

「飛鳥Ⅱ」が大田埠頭に寄港

 8月24日(木)、国内最大の豪華客船「飛鳥Ⅱ」が、大田埠頭に寄港した。

 入港アトラクションとして七尾豊年太鼓・鵬学園高等学校ブラスバンドが演奏し、七尾商工会議所女性会・山原昌娃きもの着付学院・(株)加賀屋の皆様が着物姿で出迎え、歓迎した。

 今回は、七尾港が最終寄港地であるため、約800人の乗船客全員が下船し、観光バスなどで行楽地へ向かったが、約半数は、和倉温泉にて宿泊した。

 七尾港整備・振興促進協議会大林重治会長(七尾商工会議所会頭)、大森信夫副会長(七尾海陸運送(株)取締役社長)、高僧弘七尾市議会議長、前田健産業部長が、飛鳥Ⅱ船内にて記念品を手渡した。また、乗船客には、「能登の蒸しさざえ」が振る舞われた。

 飛鳥Ⅱは、全長240メートルで日本最大の豪華客船であり、見学に訪れた人は、船体を見上げ記念撮影等を楽しんだ。

ユネスコ無形文化遺産 山・鉾・屋台行事

青柏祭の曳山行事「でか山」支援自販機設置

 8月8日(火)、北陸コカ・コーラボトリングは、昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された青柏祭の曳山行事の伝統継承に役立ててもらうことを目的に自販機の売り上げの一部を「青柏祭でか山保存会」に贈呈する自動販売機の1号機を七尾商工会議所に設置した。

 自動販売機の正面には、日本一の大きさを誇る「でか山」の写真を配置し、側面にも「でか山」を配置した。

 セレモニーには、高田健志北陸コカ・コーラボトリング取締役北陸地区本部本部長が出席し、「伝統文化が継承され、地域がますます盛り上がり発展してほしい」と挨拶し、当所高澤良英副会頭が、「七尾商工会議所でも昨年の登録後、御祓川大通りにフラッグを設置したり、ポスターを作成し、盛り上げてきた。今回、北陸コカ・コーラボトリング様のご支援・ご協力により自販機が設置される事は、我々地域住民にとっても大変喜ばしい事です」と謝辞を述べた。最後にでか山保存会飛驒和男会長が「我々のこの祭りを誇りとして世界に発信してきたい」と述べセレモニーを終了した。

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