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事業報告
平成30年度 事業計画

基本方針

 日本経済は、雇用・所得環境の改善が続く中、個人消費と企業マインドの改善により、民需の成長に支えられた緩やかな回復が続くと見られています。

 併せて、長期デフレからの脱却という経済の重要な転換局面にあり、政府は中長期的な成長を確実なものとするために、経済好循環の原動力としての中小企業の活力強化、そして人材への投資を通じた生産性向上など、中小企業が本来のダイナミズムを存分に発揮できるよう様々な政策を打ち出しています。

 一方で、少子高齢化・人口減少による日本社会の構造的な課題は、同時に産業界の課題でもあり、労働力不足による人材確保難はもとより事業承継ほか、様々な経営課題を企業にもたらし、その克服に向けて懸命の努力を重ねている経営の状況に変わりありません。

 このような社会経済環境のもと、経済政策と企業経営のパイプ役として、現場で経営支援・地域振興に携わる商工会議所の果たすべき役割は極めて大きく、企業や地域関係者との緊密な連携による政策の実施が期待されています。

 これらを踏まえ、七尾商工会議所では、地域ぐるみの経営支援環境を確立するために開設した「ななお経営支援センター」及び当所へ移転開設した専門家による経営支援機関「石川県よろず支援拠点能登サテライト」並びに創業支援において高い実績をあげてきた「ななお創業応援カルテット」の三本の矢を機軸に、地域の経営課題克服に向けて取り組んでまいります。

 とりわけ、本年3月に経済産業大臣に新たに認定された七尾商工会議所「経営発達支援計画」の実施においては、その目的である管内小規模事業者の持続的な発展を図るために、経営者に寄り添う伴走型体制で小規模事業者個々が有する経営資源の強みを活かした経営の支援にあたります。

 また、ローカルベンチャー事業と連携した会員事業所の事業承継支援、能越道七尾IC供用開始を契機に始まった氷見商工会議所との交流事業の充実、能越自動車道田鶴浜七尾道路延長3.4km整備促進、クルーズ船の誘致を始めとした七尾港の利活用促進、更に、能登立国1300年の節目の年を契機に能登への観光誘客を図っていかねばなりません。

 七尾商工会議所では、平成30年度を将来に向けた新たな事起こしの契機と捉え、先人が築いてきた能登の歴史・文化ほか、優れた地域資源の活用による活力再生を念頭に会員の皆様と共に事業に取り組んでまいります。

重点事業

  1. 会員経営支援の拡充と推進
    (1)経営発達支援計画事業の推進
    (2)七尾事業承継オーケストラの推進
    (3)ななお経営支援センター事業の推進
    (4)ななお創業応援カルテット事業の推進
    (5)石川県よろず支援拠点能登サテライトとの連携強化
  2. 産業基盤整備推進
    (1)能越自動車道田鶴浜七尾道路(病院西IC(仮称)~七尾IC間延長3.4km)の早期開通
    (2)七尾港の整備・利活用推進
  3. 観光交流事業推進
    (1)能登立国1300年を契機とした観光誘客
    (2)和倉温泉お祭り会館(仮称)の早期完成への支援
    (3)七尾城跡国指定特別史跡への指定支援
第137回通常議員総会の開催

~平成30年度事業計画・収支予算を承認する~

 3月22日(木)、役員・議員57名が出席し、第137回通常議員総会が開催され、平成30年度事業計画、各会計の収支予讃等について審議した。

 開会に当たり、大林会頭は、「本年3月16日に経済産業大臣に新たに認定された七尾商工会議所「経営発達支援計画」の実施により、小規模事業者の経営支援を図っていく。また、平成30年は、能登立国1300年という節目の年であり、七尾市の活性化を行政と一体となって進める事で、地域振興を目指していく。今後も役員・議員・評議員の皆様のご支援を重ねてお願いする」と挨拶した。

 この後、大林会頭が議長となり、議案審議に入った。議案第1号平成30年度事業計画についてから議案第11号平成30年度運営資金一時借入限度額等の決定まで、事務局より説明があり、それぞれ異議なく可決承認された。

 最後に、閉会の挨拶を高澤副会頭が述べ、通常議員総会を終了した。

常議員会 =通常議員総会議案書を承認=

 3月14日(水)、常議員会が開かれ、常議員等34名が出席し、第137回通常議員総会提出議案(案)等について審議した。

 冒頭、大林会頭は「平成30年度の重点事業は、「ななお創業応援カルテット」「ななお経営支援センター」「石川県よろず支援拠点サテライト」の三本の矢を機軸に、創業希望者等に対する経営支援強化を図っていきたい。」と挨拶した。

 常議員1名補充選任については、株式会社戸田組代表取締役戸田充氏が選任され、新入会員の審議についても、承認された。最後に、杉野副会頭が挨拶し、常議員会を終えた。

ななお創業応援カルテット・ななおカルテット村ゼミナールを開催

 2月28日(水)、創業者応援事業・カルテット村ゼミナール(カルゼミ)の第1弾となる「コーヒー焙煎のデモンストレーションとコーヒーの飲み比べ講座」を本府中町のcoffee KUKURIで開催。店主でコーヒーマイスターの小山瞳さんが講師となり、実際に参加者の目の前でコーヒー豆を焙煎しながら、コーヒー豆や焙煎機の仕組みなどについて解説した。

 参加者は焙煎直後の豆と焙煎後3日経過した豆とを飲み比べするなどしてコーヒーを楽しんだ。参加者からは貴重な体験ができて参加して良かった、勉強になったなどの感想も聞かれ、第1弾のカルゼミは成功裏に終了した。

  • カルテット村ゼミナール(カルゼミ)は創業者のお店を訪れる機会の創出や認知度の向上につながればとの思いで企画しております。カルゼミに関するお問合せは七尾商工会議所(担当:中村)まで。
懐かしの無声映画を上映

 2月25日(日)、七尾まちなか無声映画祭実行委員会の主催で、七尾市中心市街地観光交流センター交流棟寄合い処みそぎにて「まちなか無声映画」が上映された。

 上映作品は、今も京の花街で踊られている「祇園小唄」を主題歌にした「祇園小唄 繪日傘」。

 活弁士は、岡本喜八映画監督の次女である岡本真美氏。岡本氏の絶妙の語り、和洋合奏団の4人のバイオリン・三味線・エレクトーン・和太鼓の演奏が相乗効果を生み出し、来場者を感動の渦に巻き込んだ。

 今後も、「まちなか無声映画」の上映を望む声が多く聞かれ、イベントは大成功であった。

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