「青柏祭の曳山行事」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、この2年間、中止・縮小を余儀なくされました。また、地域経済や地域活動にも深刻な影響が及んでいます。
現況は、決してコロナ前の日常に戻ったわけではございませんが、ワクチン、検査、治療薬等の普及による予防、感染拡大を防止しながら、日常生活や経済社会活動を継続できるよう行動制限の緩和の取組を進めていこうとする動きが国の方針にも出てきています。
こうしたなかで、令和4年の青柏祭でか山につきましては、現在、祭本番に向けて、3山町がそろって、粛々と地山作りに取り組んでおり、また、石川県及び七尾市からも感染防止対策にご支援をいただき、コロナ禍で中止となった伝統文化行事の再開・承継に向けて取り組んでいます。
今後の石川県の感染状況等に関するモニタリング指標に照らし合わせながら、実施可否を判断することになりますが、地山作り及びでか山巡行にあたっては、3密回避、マスク着用、手指消毒等の感染予防策はもとより、参加者の抗原検査など、感染対策をより徹底したうえで、実施しようとするものであります。
皆様方のご理解、ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
「令和4年5月3日(火曜日)~令和4年5月5日(木曜日)
2022年度版 パンフレット/運行図(予定)
https://www.city.nanao.lg.jp/koryu-s/event/event_syokai/seihakusai.html
「能登はやさしや土までも」素朴な人情、能登の風土のなかに生まれた素朴で巨大な『でか山(曳山)』。
この祭りの日を農耕作業や野外仕事などの季節の変わり目とし、人々の生活の中に深く溶け込んだ、神と人との交歓し合う、能登路の春を彩る迫力のある最大の祭りです。
神饌を青柏の葉に盛って神前に供え、天下太平五穀豊穣を祈る大地主神社(通称:山王神社)の春の例大祭「青柏祭」に、各山町から3台の『でか山』が奉納されます。
その起源は古く、中世能登守護職 畠山義統の世からだとも言われています。
和倉温泉お祭り会館で「青柏祭」を体感しよう 2022年4月29日~5月8日
「和倉温泉お祭り会館」(石川県七尾市和倉町2部13番地1/TEL:0767-62-4332)で、青柏祭/でか山を体験しよう!!