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女性会
経営力アップセミナー のと共栄信用金庫 理事長 大林重治氏

「近頃おもう事」をテーマに講演~

 2月6日(水)、和倉温泉「ホテル海望」にて七尾商工会議所女性会、新春会員懇談会が木下会長他会員45名と一般参加者を含め120名が参加し開催された。
 新春会員懇談会では、のと共栄信用金庫 理事長 大林重治氏をお迎えし、「近頃おもう事」と題してご講演をいただいた。
 大林氏は、「雪などは邪魔なものという印象が強いが、景色の一部とした場合雪は美しいものに変化する。また、オイルショックなど高度経済成長の停滞を招いたものも見方を変えれば、環境問題を考えるきっかけになったといえる。2人の靴のセールスマンの有名な例え話があるが、靴の流通していない土地で靴を履く文化がないから靴が売れないと考えるか、靴が売れると考えるかという視点の違いは未来をも変えることができる。
 また、東京国立博物館での等伯作品の人気、能登の里山里海の世界農業遺産認定、そして小説『等伯』の直木賞受賞による等伯の再認識により全国的な七尾への関心は上がってきている。さらに北陸新幹線開業・能越自動車道の開通・能登有料道路無料化と交通アクセスが激変し、七尾を取り巻く環境は大きく変化している。
 私たちの七尾はどこにも負けない自然や文化、歴史などの恵まれすぎているほどのお宝を持っているが、そのお宝を見つけ出し、認識・活用することが私たちの役割である。だが、七尾では仕掛けが弱くお宝を活かしきれていないのが現状である。その打開策として、より大きな等伯像を観光スポットに設置し、海岸線に松林を植えるなど印象に残る目印が必要となる。その一方で、週刊東洋経済において、七尾は高齢者が住みよい街、出産子育てしやすい街として上位にランクしており、住みよい街として七尾のお宝を活かす動きもみられる。しかし、本当に七尾を活かすには現在の能登は駄目だという悲観論から脱却する必要がある。
 「人間万事塞翁が馬」という言葉があるように何が幸せとなるかはわからない。過去・現在の辛い思いや不幸な記憶も現在・未来の幸せな境遇や良い立場に繋がっている。見方を変えて前向きになることが大切である。今年は巳年の中でも癸巳(みずのとみ、きし)といわれ、1つのものが終わり新しい事象が始まる年、出発する年なので見方を変えて活動することが大切であり、見方一つで将来は変わるので、前向きに行動することが大切である。」と述べた。
 大林氏の前向きに考え方を変える柔軟な姿勢を伺える講演は、聴講者の視点を変える機会になったようであった。その後、会員懇親会が開かれ、不嶋市長・大林副会頭・永井専務理事をお招きして、会員相互の交流を深めた。