入会案内メールマガジン地図お問い合わせ個人情報保護方針
事業報告
「会員アンケート中間報告」体質改善による利益体質への改善が求められる

 会員皆様のご協力により実施している会員アンケート(経営課題・経営実態)の中間報告がまとまった。

=経営上の課題=

 販路拡大に関連する「売り上げ・顧客・受注の減少」「新規顧客・販路の開拓」を課題として掲げた事業者が全体の55%を占めた。
 次いで「人材の確保・育成」に関する「社員・従業員の確保難」が続き、売上・人材を課題に掲げる傾向を示した。「販路拡大」を課題とする企業には大量生産・大量消費時代を継承した経営体質に課題があり、経営体質の改善による「利益体質」転換が望まれる。

=後継者問題=

 「廃業予定」の割合が20%を超え、その8割近くが企業年齢20年以上だった。この問題は「経営環境」でも現れており、「商圏人口の減少」「取引先の減少・廃業」「地域活力の低下」「商店街の衰退」が経営問題としても認識されている。加えて、長寿企業の廃業に伴い地域内の雇用の受け皿・地域内の経済活動が急激に縮小することが予想される中、廃業を除き後継者が決定していない企業は5割弱を占めており、事業承継が地域経済にとって大きな課題となっている。

=経営環境の変化=

 人口減少を発端として、取引先の減少・廃業、商店街の衰退、空き店舗の増加、人件費の高騰が連鎖し、「地域活力の衰退」として経営環境悪化の一途を辿っている。人口動態からもこの傾向は今後数十年続くことが明らかであり、個々の企業の力が及ばない負のスパイラルが起きている。どのような行政の方針があったとしても地域の未来を切り開くのは地域内の中小企業であり、それぞれが自立し、密接に連携することが地域の閉塞感からの離脱に有効な手段となると思われる。