青柏祭でか山保存会 > でか山「まちを行く」

狭い通りを行く『でか山』を写真で・・・

画像をクリックすると拡大します。 写真©間蔵俊甫 

クリックで拡大します 3日夜、能登生国玉比古神社で「おこもり」し清祓いを受け4日曳き出し前、梃子衆が「目出度、目出度の若松様よ。枝も栄える葉も茂る」の、祝唄「七尾まだら」に合わせて舞う。梃子衆の晴れやかな舞いが終わり、魚町の「山」は前田利家の小丸山城跡を仰ぐ魚町見附をあとに、山王神社へ向かう。


クリックで拡大します 高さ約12m、重さ約20t、車の直径2mの巨大な「でか山」が大勢の人たちに引かれてエンヤ、エンヤ。前田利家がつくった城下町の面影を、色濃く残す歴史の道を行く。
 「山」の通る道は、障害になる街灯や飾物などは、事前に取り外され「山の道」に衣替えする。


クリックで拡大します 狭い道路いっぱいに進む「山」の方向修正は、後見役と梃子衆の腕の見せどころ。
 連携プレ-が「山」を動かしている。後見役の役割は最も重く中梃子経験者から選ばれる。後見役は道路の状況を早くから把握し、「山」の動きを見ながら梃子衆に適確な指示を出す。梃子役には長年の経験を積んだ者があたり、運行の中心的役割を果たす。「山」の運行は経験の積重ねと腕でその役どころが決まる。


クリックで拡大します 祭りを彩る主役に子供たちがいる。「山衣装」に身を包み祭りに参加する。「山」に備え付けられた鉦(かね)・太鼓は子供たちの役どころ。早くから大人の木遣の練習に混ざって太鼓打ちの稽古を行う。小さい頃から「山」に親しんだ者が、子供役からやがて世話人、梃子衆、木遣衆となって、やがて「山」の主力メンバーとなって行く。


クリックで拡大します 「山」の曳出しは木遣衆に負うところが大きい。動き出した「山」に、エンヤ、エンヤのかけ声で弾みをつける。引き手と呼吸が合い「山」はゆらゆら揺れて進む。


クリックで拡大します 「山」の動きを止める止梃子。後見役の指図で間髪入れず「山」を止める。ドスンと「山」は止まり、その衝撃の強さで木遣台の若衆が振り落されそうになる。重い止梃子を操る止梃子役は体力が勝負。体力に自信のある運行の豊な経験者が選ばれる。


クリックで拡大します 梃子役には油差し役、後梃子役、前梃子役、中梃子役とその経験に応じた役どころがある。梃子役にはいつも危険がつきまとうことから、肌着類は新調し、心身の清めを保つことが今も引き継がれている。「山」運行の主役逹は「山」の花形であると同時に、背中合わせの危険にさらされる3日間とも言える。20tの巨体を巧みに操る梃子衆の絶妙な技が見もの。


クリックで拡大します 「は梃子」と呼ばれる梃子で、車を動かし向きを修正する。若衆がエ-ンヤ、エ-ンヤと掛け声をかけながら車を動かす。山はギ-ギ-いいながら少しづつ動く。


クリックで拡大します 5日午後4時頃、運行の終りも近い。数々の難所をことなく通過、幹部達にも笑みが見られる。まちの人の声援を受けて昔とったきねづかのOBの木遣も入り、祭りム-ドがさらに盛り上がる。