4月12日(木)、今年度の第1回経営力アップセミナー(公益社団法人七尾青年会議所と共催)を開催した。今回は「学ぼう!能登の里山里海の可能性と活用」をテーマに金沢大学教授・学長補佐の中村浩二氏を講師に招き、約70名が聴講した。
中村氏はまず、能登の里山里海が世界農業遺産(GIAHS)に認定された理由について「地域で何世紀にもわたり育まれた、多様な生物資源、優れた里山景観、文化祭礼、里山里海の利用保全の取り組みや環境教育等の総合力が評価された」と述べた。
また、能登の現状について「人口減少、高齢化で限界集落が増え、生態系の崩壊、伝統文化の断絶という恐れがある」と里山里海の保全の危機感を語った。
金沢大学としても「能登里山里海マイスター養成プログラムの実施、能登半島里山里海自然学校の開催等、地域との連携活動と人材養成を行っている」と大学の取り組みを説明した。
終わりに、能登の世界農業遺産を活かす里山里海の再生に向け、「能登半島の現状をより把握する事、問題点、危機の解消を実現するための処方箋づくりが必要であり、例えば能登に朱鷺を再び呼び戻すといったプロジェクトも検討してみてはどうか」と今後の可能性に言及し、セミナーを終えた。
4月11日(水)、当所が平成23年度に策定した新たな商工会議所ビジョンについてに前山会頭、ビジョン策定特別委員長の高澤副会頭、永井専務理事など5名が市役所を訪問し、武元市長に提言した。
前山会頭は武元市長にビジョン報告書を手渡し「今回のビジョンは、地場産業の発展をもとに雇用の確保を基本方針として掲げており、行政とより連携を強めていきたい」と述べ、協力を願った。
この後、高澤副会頭が地域企業活力の強化、地域産業の振興、会議所組織力の強化の3つの目標についてそれぞれ説明した。また、外向けビジョンでの観光を核とした地域魅力向上策にも触れ、北陸新幹線金沢開業等による交流人口拡大への戦略の重要性を強調した。
これに答えて、武元市長は「地域の人口減少等、能登をとりまく状況は厳しいが、地場の企業の皆さまに元気を出してもらうためにも、行政と経済界が情報連絡を密にして地域産業を支援していきたい」と今後の連携の必要性に言及した。
4月4日(水)~4月5日(木)、四国視察研修会が香川県琴平町で、正副会頭、専務理事、事務局長他10名が参加して行われた。
視察会目的
(1)JR七尾線の利用促進策について香川県観光協会会長・JR四国相談役梅原利之氏との懇談会。
(2)長谷川等伯の戯曲化を検討している人間国宝で歌舞伎役者の中村吉右衛門さんのご挨拶。
(3)四国こんぴら歌舞伎大芝居鑑賞並びに日本最古の歌舞伎小屋である「金丸座」の視察。
1.香川県観光協会会長・JR四国相談役 梅原利之氏との懇談会要旨
香川県観光協会会長・JR四国相談役梅原利之氏と懇談し、3年後に開業する北陸新幹線金沢開業を見据え、能登・七尾の受け皿づくり、さらには七尾線の利活用について懇談。
梅原氏は、第19代国鉄金沢管理局長で、JR西日本初代の金沢支社長としてJR七尾線の電化にご尽力をいただいており、昨年JR七尾線は電化20周年を迎えた。
懇談会で梅原氏は、北陸新幹線はデジタル、その対極でJR七尾線はアナログ戦略で行くべきである。JR七尾線でこれ以上のスピードアップには限界があるし、採算が合わない。スピードのある特急電車も必要であるが、スローなリゾート列車もしくはSL運行が良いのでないか。SL運行は、すごく人気がある。北陸新幹線開業まで3年あるので、この間に、今後どう取り組んでいけば良いか研究すべきである。
さらに、世界農業遺産の認定を契機に駅舎を「花・木」で特徴づけ、地域住民との連携の中で、管理・運営していただくことで、街の拠点としての駅を再認識すると共に電車の利用促進に繋げていくことも可能でないか。
地域として取り組むべき事は、まだまだ多くある。地域が一丸となって取り組むことが大事。さもなければ、能登有料道路の無料化が切っ掛けに、電車利用が減少すると将来的には、七尾線は廃止の憂き目を見ることになり、この地域は、ますます疲弊する。
2.四国こんぴら歌舞伎大芝居の鑑賞と日本最古の「金丸座」視察
香川県琴平町で第28回四国こんぴら歌舞伎大芝居が4月5日(水)~4月22日(日)の18日間、日本最古歌舞伎小屋「金丸座」で上演され、人間国宝で歌舞伎役者中村吉右衛門様のご挨拶と歌舞伎を鑑賞した。当日は、740席の客席は、満席で全国各地から歌舞伎ファンが歌舞伎に見入っていた。
また、前日には歌舞伎役者の街中のお練りもあり、沿道にはここでも歌舞伎ファンの方々が大勢詰めかけており、街中は活気に溢れていた。
今後、七尾での長谷川等伯を題材にした歌舞伎演目に期待し、帰路についた。
3月31日+4月1日、モントレー市で開催された全米学生ジャズコンテスト「ネクストジェネレーションジャズフェスティバル」に出場した。
IJJAは、毎年7月に開催される「モントレージャズフェスティバルイン能登」の教育事業の一環として7年前に設立され、現在は22名の小中高校生が在籍しており、今回は21名の生徒と11名の保護者・引率者が参加した。生徒はホームステイやアメリカの学校への登校、演奏交換会などを通じてアメリカの文化を始め様々な経験をした。
夢を叶えて海を渡ったIJJAの演奏は、両日とも満員の観客のスタンディングオベーションで称えられ、ジャズの本場アメリカの聴衆と自分達の心に忘れられない想い出を刻んだ。
平成24年4月1日、3名の新入職員が入所致しました。それぞれの部署で、会員の皆さまのご支援、サービスに取り組んでいきますので今後とも、よろしくお願い申し上げます。
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中山 敦 |
半座 由季子 |
山本 千恵 |